■ 鉋がけ

大量に正確に作るには、機械を使わなくてはなりません。

でも、最後の仕上げはやっぱり手の感覚が頼りになります。

細かい目地(木地と木地との段差部分)、背板のはめ込みの調整、等々

光をあてて、目で見て、手で触って、

自分の五感すべてで仕上がりを確認します。

 DSC_7267 【目地払い】

縁貼機で縁を貼っていったら、1回1回鉋で目地を払います。

目地とは、微妙にでた段差のこと。

それを、手で触っても感じないところまで平らにするのです。

0.01mmの精度で木地を削ることができる鉋だからこそ

きれいな仕上がりになるのです。

 

 

 

 

 背板付け 【背板のはめ込み】

同じように作った家具でも、一つ一つ微妙に違いが

あるものです。

その違いにはその都度対応して、びったりのものを作って

いかなければなりません。

だから背板は、一つ一つ鉋で調整して合わせています。

 

 

 

木のねじれ、収縮、個性、それらを手業でカバーする為の技術。

日々精進していきます。

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