我社のような仕事をしていると、「環境のことを考えなければならない!!」と日々思います。
それくらい、物を生み出すこと、加工する仕事というのは、排泄物(いらない部分)を出すからです。
一枚の木から板を削り出し、使える部分を加工するだけで、木粉なり端材なりが出てきます。
でも、そのいらない部分(木粉、端材等)を、どう活用するかがポイントですよね。
木粉の活用としては、近くの牧場に無料で提供しています。
主に牛の寝床に敷いて使われています。
だいたい一週間ほどで各集塵機一杯分ほどたまります。
定期的にトラックで回収に来てくれます。 運び込むのもそう楽じゃありません。
それでも、おいしい牛肉になる為のお手伝いをできているかと思うとうれしいですね。
このあたりの牛肉(開田高原の牧場)は美味しくて有名だとか!!
端材は主に暖をとる為の薪に使われます。
秋からだんだんと寒くなり、真冬には-16°まで下がってしまう木曽平沢では薪ストーブは欠かせません。
出てきた端材を燃やしていっても、まだまだ足りないくらい・・・。
機械場中央にあるストーブが、焼却炉兼暖房設備。
毎日朝からフル稼働です。
もちろん、木しか燃やしませんよ!!
ストーブの上では、たまに焼き芋なども・・・
by oka